石に穴をあけ続ける若き彫刻家“荒木美由”の2011年から最新作品までを紹介する。
「そこに石は本当に在るのか。穴をあけるほどに輪郭は曖昧になる。
ドリルの振動、手の痛みは確かに石があること教えてくれる。
失えば失うほどに、時間が経てば経つほどに、確かにそこに“ 在る ”ことを知る。
時間が経てば経つほどに、石は苔むし、そこに馴染んでいく。
“ わたしがわたしであること ” を石は教えてくれる。
100年後、わたしが見ることのできない景色を石は見ることができる石に嫉妬する。
その感覚を確かめるために、私は石に穴をあける。」
ーーーーーーーー略歴個展ーーーーーーーーーーーー
2017年 BLOCK HOUSE B1F
2015年 いしに あな をあける(いりや画廊)
2014年 anarchy (yellow house)
2013年 荒木美由 solo exhibition(gallery KINGYO)
その他の活動
2017年 南総金谷芸術特区(金谷)
2016年 那須野が原国際芸術シンポジウム(大田原)
2015年 日本モンゴル交流展(モンゴル)
2014月 我孫子国際野外美術展 レジデンス (布佐)
2013年- 2015年 art&river bank “depositors meeting “ テント村 参加
2013年より継続して いりや画廊 若手支援プロジェクト担当