天井の高い近代的なビジネスホール天王洲セントラルタワー・アートホール1Fで開催します。
日本画の作品の形として伝えられてきた―屛風―。
平面でありながら立体の強さをも併せ持つ、
古くて新しいかたち。
金箔背景の六曲一双屏風を中心に、
象徴性と装飾性の共存する世界観を
御覧いただきたく存じます
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<会 期>
2022年10月5日(水)~10月28日(金)
Open 8:30-20:00
※火・水・金曜 作家在廊
※土・日・祝日休館
<観覧料>
無料
<作 家>
藤原 ゆみこ | 日本画家
東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
同大学大学院美術研究科修了
東京藝術大学研究室勤務の後、アトリエ・プナン設立・主宰、
多くの公共スペースの壁画,屏風絵,アートプランを手掛ける。
併せて、個展を中心とした作品発表も展開している。
古典技法を重視しつつ現代性を合わせ持つ作品群には、
真摯な写生を元に展開された作画と装飾性、同時に抽象的・
象徴的表現もが含まれる。
作品は、屏風・掛け軸等の古典的表現形態をとりつつ、
同時代における住・公共空間への協調をも図る。
また、心身の疾病・障碍・認知症等を抱えた
様々な年齢層の方々への表現ワークショップを
施設・病院へ出向いて行っている。
特に高齢者施設での通年ワークショップは、
作品制作との両輪をなす重要な活動である。
■パブリックコレクション
・中川特殊鋼株式会社・医療法人社団いばらき会
・明治神宮明治記念館末広の間壁画
・堺市シビック総合施設・私立葵陵高等学校
・日立シビックセンター・常陽史料館
・座間市ハーモニーホール壁画・社会福祉法人心守会
・立川市立図書館・札幌厚生年金基金ビル壁画
・名古屋第二日赤病院壁画・会津中央病院屏風 他
■著書
「赤い星と青い星」「一度も抱かれなかった人間の話」
「おっちゃんの長い夏休み」他
■特別寄稿論文
「高齢者介護施設でのアートクラス
ー自らを取り戻すためにー」臨床描画研究Vol.28
「藝術の地平
―ケアへの繋がり」 西日本芸術療法学会誌
■現在
東京藝術大学美術教育研究会会員、
人と社会の活性化研究会会員
NPO全日本美術家作品保管協会理事
NPO芸術資源開発機構会員
アートミーツケア学会会員、
医療法人社団いばらき会美術顧問 他
<協 賛>
中川特殊鋼株式会社