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2024.11.05〜11.19
アーロン・ヘンドリッヒ展「fire in between」

天井の高い近代的なビジネスホール天王洲セントラルタワー・アートホール1Fで開催します。

 

 

社会を形作る炎の起源に迫る

揺らめく炎は、人類史の深い闇を初めて照らした光、そして文明を築き上げた原動力。

アーティスト、アーロン・ヘンドリッヒは、燃え盛る炎のエネルギーと、その後に訪れる静寂の中にこそ、社会の起源と空間の本質を見出します。

本展「fire in between」は、ヘンドリッヒが長年探求し続ける「炎」をテーマに、絵画、ミクストメディア、インスタレーション作品の数々を展示いたします。

会場となる天王洲セントラルタワー アートホールは、ヘンドリッヒの作品によって、炎の持つ力強さと儚さが交錯する、他に類を見ない空間へと変貌を遂げます。

 

 

炎が織りなす空間の創造

ヘンドリッヒは、空間を固定されたものではなく、絶えず変化し、境界線があいまいなものとして捉えています。それはまるで、焚き火の炎のように、力強く燃え上がる瞬間もあれば、静かに燃え尽きようとする瞬間もあるように。

彼は、建築、社会学、考古学といった多様な分野の概念を自身の作品に織り込みながら、空間の本質を追求し続けています。

キャンバス上に力強く表現された炎、計算され尽くした配置で空間を支配するインスタレーション作品の数々は、見るものを圧倒し、空間に対する意識を揺さぶります。

 

 

私たちはどこから来たのか、そしてどこへ向かうのか?

ヘンドリッヒの作品は、単に視覚的な美しさだけでなく、私たちに根源的な問いを投げかけます。

炎の揺らぎは、私たちの社会が絶え間ない変化の中にあり、その中で私たちは常に新たな創造を繰り返していることを教えてくれるかのようです。

本展は、ヘンドリッヒの深遠な芸術世界に触れ、空間と社会、そして私たち自身の存在について改めて見つめ直す、貴重な機会となるでしょう。

アーロン・ヘンドリッヒ 略歴

1989年ドイツ生まれ。幼い頃から芸術に情熱を注ぎ、ミュンヘン美術アカデミーに進学。ピア・フリーズ教授に師事し、版画、彫刻、絵画、写真など、多岐にわたる表現を学びました。

2019年にはマイスターシューラー(修士課程)に任命され、2020年に美術の学位を取得。

その後も、ミュンヘン美術アカデミーなどで講師を務めながら、後進の育成にも力を注いでいます。

2011年より本格的に作家活動をスタートさせ、国内外で数多くの個展やグループ展を開催。ユルゲン・ポント財団の奨学金やクンストフォンド財団のアートグラントなど、様々な賞を受賞し、国際的に高い評価を得ています。

現在は、妻と2人の子供と共にミュンヘン近郊に在住し、制作活動に励んでいます。

 

主な展覧会

2023年

next nexus | Kunstverein Emmerich | エメリッヒ(2人展、オリバー・ハウスマンと共同)

ゼーネフェルダー賞受賞展 | Kunstverein Offenbach | オッフェンバッハ(グループ展)

 

2022年

Zwischen Gestern und Morgen | Museum Kurhaus Kleve | クレーヴェ

stairs and slopes | GoldbergGalerie | ミュンヘン(個展)

 

2021年

salondergegenwart | Springer Quartier | ハンブルク

Alienpolka | Schloss Dachau | ダッハウ

Alles Paletti | Pasinger Fabrik | ミュンヘン

 

2020年

effervescing | Diplom | AdBK Munich(個展)

Differenzen | Bayer Erholungshaus | レーフエルクーゼン

 

2019年

Visite | MEME | ギリシャ、アテネ

Chronicle | Kunstquatier Bethanien | ベルリン

 

2018年

EINFACH EASY | Verein für Original-Radierung | ミュンヘン(個展)

Masters Printmaking | KoMASK | ベルギー、アントワープ

durchgehend | Goldberg Galerie | ミュンヘン(個展)

 

2017年

HELP? | KMMN | カッセル

Boxenstop I | SGSM, Pinakothek der Moderne | ミュンヘン

ZURETA | Chinretsukan Gallery (TUA Exhibition Hall) | 東京、日本

巡回展:2017年 上海、中国 | 2018年 ヴロツワフ、ポーランド | 2018年 ブラチスラヴァ、スロバキア

 

SAFARI | Ausstellungshalle AdBK | ニュルンベルク

Lucky Freeze | Quergalerie UdK | ベルリン

 

2016年

lp | Die Faerberei | ミュンヘン

#QUERBLICK | Galerie Big Pond Artworks | ミュンヘン

9373,87 | Galerie Arai Associates | 東京、日本

 

2015年

Scoop #1 | Galerie Big Pond Artworks | ミュンヘン

 

2014年

Playing Rayuela | Instituto Cervantes | ミュンヘン

Kunst im Bau | Isartalbahnhof | ミュンヘン

 

助成金・受賞歴

2023年 ゼーネフェルダー賞 最優秀賞

2021年-2022年 Neustart Kultur, Kunstfond 助成

2021年-2022年 BayernInnovativ 助成

2018年 第3回国際リトグラフデー 2等賞

2017年-2018年 ユルゲン・ポント財団 奨学金

2016年 Akademieverein | AdBK Munich 賞

2013年 タマリンド・インスティテュートとの共同制作 | ニューメキシコ大学 | アルバカーキ、アメリカ

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<会 期>

2024年11月5日(火)~  11月19日(火)

レセプション:11月5日(火) 18:00〜

       天王洲セントラルタワー1階・アートホール

 Open 8:30〜20:00

  *土・日・祝日休館

  *入場無料

  *最終日 ~16:00迄

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レセプション:11月5日(火) 18:00〜

 天王洲セントラルタワー1階・アートホールにて
 本展オープニングコンサートとして、作家の義父であり指揮者・オーボエ奏者であるシェレンベルガー氏と、親交の深い素晴らしい演奏家の方々にご出演いただきます。


「ハンスイェルク・シェレンベルガーと三人のミューズたち」〜弦楽器とオーボエの四重奏〜

 <出演>

 指揮者・オーボエ    ハンスイェルク・シェレンベルガー / Hansjörg Schellenberger 

 チェロ                    上村 文乃 / Ayano Kamimura

 ヴァイオリン           毛利 文香 / Fumika Mohri

 ヴィオラ         田原 綾子 / Ayako Tahara

展示会場にて軽食とドリンクをご用意して、皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

天王洲セントラルタワー・アートホール
〒140-0002
東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー1F
[お問い合わせ]
TEL:03-5462-8811(代表)
開館時間: 8:30〜20:00(土・日・祝日休館)
入場無料
[ACCESS]
東京モノレール「天王洲アイル」駅の中央口、
りんかい線「天王洲アイル」駅のB出口より、
スカイウォークで直結。
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